不思議な力があると言われていたようですが、現在は観賞用のベトニー

何百年間もの間、万能薬、あるいは魔力をもつ植物と信じられていましたが、現代のハーブ療法ではほとんど利用されず、観賞用としています。

ベトニー betony

分類:シソ科・イヌゴマ属
英名:betony
和名:カッコウチョロギ
学名:Stachys officinalis
原産地:ヨーロッパ
利用部位・収穫時期:開花時に地上部、観賞用
性質:耐寒性・多年草

種小名officinalis(オフィキナリス)は薬用を意味し、このハーブが頭に関するあらゆる病を治し、不思議な力を持つといわれていたことにちなむ。日本には享保年間(1716~36年)に渡来し、強壮剤、鎮痛剤、乾燥した葉をお茶の代用、たばこに混合された。
何百年間もの間、万能薬、あるいは魔力をもつ植物と信じられていましたが、現代のハーブ療法ではほとんど利用されず、観賞用としています。

利用法

ピンク色の鮮やかな花が咲き、観賞用として庭花にふさわしい、白花種や花の大きなタイプもある。

山野草・チョロギ

ベトニーの近縁種のチョロギ(山野草)
くるりと巻いた形の根茎が食用となる。
チョロギの塊根は酢に漬けて赤い色を付けることが多く、お正月の御節料理によく用いられる。









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