この野郎・・ではない。コモンヤロウはすごいハーブ

学名の「Achillea」はギリシャ神話の英雄アキレスのこと。戦場で負傷した兵士の傷を治したとの伝説が名の由来といわれます。
古代ギリシャ時代から重要なハーブとして利用されてきました。
コモンヤロウは白い花を咲かせます。最近、黄色・ピンク・レッドなど花色の品種があり、花壇などの彩を楽しめる植物です。
繁殖力が旺盛で蒸れに弱いので、茂りすぎたら適度に剪定し蒸れ対策が必要です。

コモンヤロウ

コモンヤロウ common yarrow

分類:キク科ノコギリソウ属
英名:common yarrow
和名:セイヨウノコギリソウ
学名:Achillea millefolium
原産地:ヨーロッパ、アジア。北米
利用部位・収穫時期:春~夏に花・葉を収穫
性質:耐寒性、好日性 多年草


止血作用、健胃作用などの薬効が高い事が古くから知られ、古代ギリシャ時代から、かなり重要なハーブとして利用されてきた。ヨーロッパの国々では、若い葉がサラダなどに使われていた。コンモヤロウの花は白だが、最近では、多くの花色の品種がみられ、ドライフラワーや切り花にしたり花壇に植えたりして楽しんでいます。
繁殖力が強く、本州と北海道の一部に野生化している。
その生命力の強さはも堆肥用の生ゴミに1枚の葉を入れるだけで急速にゴミを分解していく、また根から出る分泌液は、そばに生えている植物の病気を治し害虫から守る力があり、コンパニオンブランツのひとつと言われている。

利用法

花・葉は強壮効果、食欲増進、発汗、解熱作用があるとされハーブティーとして飲まれてる一方、冷まして傷口の消毒にも用いられる。殺菌力があり、傷を治すハーブとして洗浄した軽い傷に生葉をもんで当て包帯を巻く。粉末にして軟膏にしたものを用いる。生の葉を噛むと歯痛を静めると言われている。鎮咳や去痰には生花を熱湯に入れて蒸気を吸入する。

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