和製ハーブの「クロモジ」樹皮で作る楊枝が有名。それだけでない魅力

クスノキ科の落葉低木。枝を高級楊枝の材料とし、楊枝自体も黒文字と呼ばれる。香料のクロモジ油が採取できる。

クロモジ Lindera umbellata

分類  : クスノキ科・クロモジ属
和名  : クロモジ
学名  : Lindera umbellata
原産地  : 日本
利用部位  : 樹皮は楊枝、枝葉は香料、根皮は薬用、観賞用
性質  : 耐寒性・落葉低木・雄雌異株

高さ2~3m。4月に黄色い小花を咲かせ、秋に黒い実が熟す。
樹形が美しく、庭木に向く、樹皮は芳香があり、楊枝にされる。枝葉から採れる精油は石けんの芳香剤に、漢方では樹皮を煎じて脚気の薬とする。
クロモジの枝(鳥樟)や根(釣樟)を薬用とし、この二つの成分が養命酒には入っています。

利用法

枝樹で高級楊枝。枝葉の砕いたものを煮出してお茶にする。また薬用アルコールに漬けてろ過したものをクロモジローション。枝樹が綺麗なのでいけば

効果

保温、芳香性健胃、頭髪の脱毛とフケ防止。入浴剤にして肩こりや腰痛、関節痛の改善に、細菌やインフルエンザなどのウイルスに効果があると言われています。

精油

クロモジ油(黒文字油)には、テルピネオールやリモネン、 シネオール、リナロールなどを含有しています。日本特産の香料として輸入されています。





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