切り花やドライフラワーに用いる。エリンジウムについて 

若葉に芳香があり、香辛料や健胃薬として利用されています。シーホーリーと呼ばれるハマヒゴサイゴ(多年草)は、葉あるいは根が香料、強壮・利尿薬に利用されています。

エリンジウム ivory thistle

分類 : セリ科・エリンギウム属
英名 : ivory thistle  , stout eryngo
和名 : ヒゴタイサイコ
別名 :  マツカサアザミ
学名 : Eryngium giganteum
原産地 : 小アジア、カフカス地方
利用部位・収穫時期 : 開花したら全草をドライフラワーに、観賞用
性質  : 耐寒性2年草ないし多年草

属名のEryngium(エリンギラム)は、本属の別の種につけられたギリシャ語の古名にちなんでいると言われています。主に切り花やドライフラワーに用います。
また、熱帯アジア原産のフォエティデゥム(E. foetidum)種は、若葉に芳香があり、香辛料や健胃薬として利用されています。シーホーリーと呼ばれるハマヒゴサイゴ(多年草)は、葉あるいは根が香料、強壮・利尿薬に利用されています。
草丈30cm~1m前後になる。基部の葉は長い柄をもち心臓形、上部の茎葉は深く切れ込みが入る。苞は大きく、重なり合い縁に鋭いとげがある。濃紫色から淡青色の花を6月~8月中旬ごろ咲かせる。

利用法

個性的な花房とその後の果実を、切り花や枝ごと乾燥させてドライフラワーにする。
近親種など種類によっては、葉にコリアンダーを強くしたような香りがあり、メキシコ、カリブ諸島、東南アジアなどでは、料理の香りづけに利用されてることもあります。

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