ミントについて

繁殖力が旺盛なハーブで、地植えにすると後で駆除が大変だったりするので栽培する時には気をつけたいハーブです。
しかし香りは清涼感のある爽やかさは、料理に香料にと多種多様な使いのあるハーブです。
フレッシュミントの葉があれば・・・コップにミントの葉を入れ、そこへお湯を注ぐだけでミントティーを楽しむことが出来ます。ドライハーブよりも青味がある感じですが優しい爽やかなミントティーになります。

ミント mint

分類:シソ科ハッカ属
英名:mint
和名:ハッカ
学名:Mentha spp
原産地:北半球の温暖地域、アフリカ
性質:耐寒性、多年草

メントールの清涼感が好まれ、料理やデザートのアクセント、お菓子の香料、ローションや洗剤など 幅広く利用されている。
ほとんどのミントが腸内のガスを減らす作用があります。
成分のメントールには、殺菌作用、抗ウイルス作用、防虫作用が知られています。
日本では、ペパーミントが好まれていますが、外国では、スペアミントが人気です。

ミントは、繁殖力が強いので挿し木用に切った枝は、コップに挿して置くだけで数日で根が出てきます。また、庭などに地植えにするとミントだらけになってしまって困る事もあると思います。
鉢植や囲いで囲んだり、定期的な剪定など必要に応じて対象しましょう。

ミントの仲間

ミントは自然雑種が多く、かつては約600種に分かれていたが、最近では約25種に整理されている。
大別すると、ペパーミント系、スペアミント系、アップルミント系、オレンジミント系、その他に 分けられる。

  • ペパーミント・・・ウォーターミントとスペアミントの自然雑種から生まれたと言われています。ミントの中でも、特に作用が強いとされる。
  • スペアミント・・・清涼感の中に甘さがあり、ペパーミントより香りが穏やかなのが特徴。
  • アップルミント・・・フルーティでまろやかな味と香りが特徴、料理やティーに利用される。葉に丸みがあるのが特徴で、マルハッカとも呼ばれている。
  • グレープフルーツミント・・・グレープフルーツに似たソフトな香りをもつ。
  • パイナップルミント・・・アップルミントの品種。斑入りのクリーム色の葉が特徴。
  • ジンジャーミント・・・ピリッとしたジンジャーのような香りが特徴。
  • オーデコロンミント・・・ペパーミントの品種。柑橘系のかおりがする。
  • ペニーロイヤルミント・・・湿った牧草地などで育つ、匍匐性でグランドカバーとして利用される。

※ペパーミントは、小児や授乳中は使用しない、ペニーロイヤルミントは、子宮刺激作用があるので妊娠中の方は使用しないようにしてください。

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