デッドネットル(オドリコソウ)

デッドネットル(オドリコソウ)は山野草として日本でも自生しているので、春にあちらこちらで花を咲かせています。一面咲いている様子を目にしますが、雑草扱いされていますね。

デッドネットル dead nettle

分類:シソ科・オドリコソウ属
英名:dead nettle
別名:ラミウム
学名:Lamium maculatum
原産地:ヨーロッパ、アフリカ北部、アジア西部
利用部位・収穫時期:開花前の若葉を食用、観賞用
性質:耐寒性・常緑多年草・半日陰に適する

英名は「とげのないネットル(イラクサ)」の意味で、葉の形はイラクサに似ているが、触れると炎症を引き起こす成分の含まれたとげない。属名Lamuium(ラミウム)はギリシャ語でのどを意味し、花の形からきている。葉に美しい斑紋が入っている。半日陰のグランドカバーとして人気がある。
日本に自生する「ほとけのざ」の仲間
ほふく性の葉の上部が20cmくらいに立ち上がる。葉は対生し、先のとがった心臓形で、粗い鋸歯があり、中央に銀色の斑が入る。桃色、紫紅色、白色の品種がある。

利用法

若葉をゆでて、おひたしやスープに入れて食べることもできる。近縁種のオドリコソウは、民間療法として、消炎作用があり。乾燥させた全草をお風呂に入れると、腰痛などをやわらげるとされています。

同属オドリコソウ、山野草としてよく知られている自生種

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