枝・葉ともにユーカリに似た芳香がある。ハマゴウ 

茎葉は随時収穫し同様に乾燥させ、生薬で、曼荊葉(まんけいよう)といいます。
曼荊子は滋養強壮、解熱、消炎などに用いられています。

ハマゴウ

ハマゴウ Vitex rotundifolia

分類 : クマツヅラ科・ハマゴウ属
和名 : ハマゴウ
学名 : Vitex rotundifolia
原産地 : 日本、朝鮮半島、中国、東南アジア、オーストラリア
利用部位・収穫時期 : 10月頃に果実、茎葉は随時 薬用
性質 : 海浜植物、常緑低木、好日性

高さ30~60cm。海岸の砂辺に自生し、砂上を縦横に這い回り繁殖する。枝・葉ともにユーカリに似た芳香があります。夏に青紫色の小花が枝先に集まって咲く。漢方では、10月頃に果実を収穫し陰干しにして乾燥させ、茎葉は随時収穫し同様に乾燥させ、生薬で、曼荊葉(まんけいよう)といいます。

利用法

かつては、葉の粉末を香に利用していました。
曼荊子は滋養強壮、解熱、消炎などに用いられています。風邪で熱があって、頭痛がする場合に煎じて服用する。茎葉を刈り取った物を乾燥させて適当に刻んで、鍋で煮出して入浴剤に、神経痛、腰痛、筋肉痛、肩こり、冷え性などの痛みをやわらげる効果があるとされています。

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