オレガノについて

チーズやトマトと相性が良いので、イタリア料理に欠かせないハーブです。生の葉よりも乾燥させたものの方が芳香が強くなります。花はポプリの材料として使われます。

◎オレガノ organo


分類:シソ科ハナハッカ属
:organa wild marjram
学名:organo origanum vulgare
和名:ハナハッカ
別名:ワイルドマジョラム
利用部位:茎葉
原産地:ヨーロッパ


マジョラムと同じシソ科の多年草で、香りも外観も良く似ているので、植物学上でも長い間混同されていた。
マジョラムに比べると、ずっと強く野性的な香味を備えているため、ワイルドマジョラムという別名で呼ばれることもあります。
地中海沿岸では、きわめてポピュラーで、なかでもイタリア料理には欠かせないスパイスとして多用されています。
日本には、江戸時代末期に渡来しました。オレガノの語源は、ギリシャ語の「山の喜び」を意味し
ギリシャでは、幸福のシンボルとされています。

利用法

パスタやピザ、肉の煮込み料理、ソース、ドレッシングなどに用いる。また、トマトとの相性が良いスパイス。メキシコ料理のチリパウダーにも利用される。
古くは薬用としても使われていたようですが、現在は薬用としては使われていません。

効能

肉などの臭み消し、防腐作用、昔は、興奮剤や強壮剤、虫下し、毒グモやサソリの解毒剤などに用いられた。

香り 

樟脳に似た野性味豊かな強い香りと淡い苦みが特徴。この香りはバジルとも相性が良い。

主成分

チモール、カルバクロール、メチルジャビコール、ほかにタンニンも含んでいる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました