オリーブは紀元前3世紀ごろから栽培が始まったと言われるを古くから栽培され、様々な神話や象徴とされ親しまれてきました。
「太陽の樹」「生命の樹」「勝利の象徴」「平和の象徴」などと呼ばれています。
オリーブ olive
分類:モクセイ科オリーブ属
英名:olive
和名:オリーブ
学名:Olea europaea
原産地:アフリカ北部と考えられているが、諸説あり明らかではない
利用部位・収穫時期:緑果は淡黄緑色に、熟果はわがかに紅紫色になったら収穫
性質:半耐寒性・常緑高木・陽樹
ローレルとならんで地中海沿岸を代表する常緑樹。栽培の歴史は紀元前3世紀頃に始まるといわれ、神話や伝説などに数多く登場する。
その枝葉は、平和のシンボルとして国連旗や、タバコのピースの箱の画のデザインにも使われてきた。
日本へは、1862年(文久2年)フランスから導入されたのが始まりといいます。
高さ10m以上となる。葉は長さ3~6cm、幅は1cm、上面は緑で下面は鱗片が密生し銀白色を帯びる。
初夏に円錐花序に小さな花をつけ、果実は初冬に黒紫色に熟す。
利用法
オレイン酸の豊富なオイルは、料理に使われる以外にも、スキンケアクリームなどの美容用や石けん材料となる。葉も薬用にされる。加工された実は、オードブルやカクテルのマティーニなどに添えられる。
オイルは、黒い完熟果実の果肉を粉砕したものから搾り取る。一番搾りのもっとも上質なものは、エキストラバージンオイルと呼ばれている。
オリーブの神話
- ノアの箱舟・・・旧約聖書の「ノアの箱舟」の中にノアが鳩を放ち、その鳩がオリーブの枝をくわえて戻ってきた。鳩がくわえてきたのは、新鮮なオリーブの若葉だった。
- アテネとポセイドン・・・アテネの街の所有権争いで贈り物対決をして、ポセイドンの駿馬に対しアテネは神木「オリーブ」を送りアテネの守護神に
- イタリア・スペインでは・・・「毎朝スプーン一杯のオリーブオイルが健康を作る。大切にする人は幸せになる。」ということわざが
- オリンピンック・・・紀元前776年、オリンピック発祥古代ではオリーブ冠
- 各種シンボルマーク・・・国連連章のシンボルマーク、WHO世界保健機構、アメリカ1ドル紙幣「平和」 などなど・・・
オリーブオイルの効能
- オレイン酸による・・・免疫向上・抗酸化作用・ダイエット作用・整腸作用
- ポリフェノールによる・・・抗酸化作用
- ビタミンEによる・・・老化防止作用
- クロロフィルによる・・・美肌効果
- その他にも、リウマチ予防効果や白髪にも効果が
これだけの健康や美容に優れた効果があるオリーブオイル
我が家では、以前はサラダ油を使っていました。しかし、最近はオリーブオイルに
変えて使っています。
本当の良いオリーブオイルは(偽装されたオイルもあるようです)
- 遮光ビンに入っています。
- オリーブオイルの色はグリーンに近い色です。
- ジュースのように飲めるのを選ぶようにしましょう。
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