アニスヒソップについて

全草にアニスに似た強い香りのある北米原産のハーブで、原産地では乾燥させて風邪薬に使用していました。花蜜が多く蜜源植物としても知られています。

アニスヒソップ anise hyssop

分類:シソ科・カワミドリ属
英名:anise hyssop ・giant hyssop
和名:ジャイアントヒソップ
学名:Agastache foeniculum
原産地:北米・中米
利用部位・収穫時期:開花期の茎葉を刈り取る、葉と花を食用
性質:耐寒性・多年草

全草にアニスに似た強い香りのある北米原産のハーブで、原産地では乾燥させて風邪薬に使用していました。花蜜が多く蜜源植物としても知られています。開花時期が、5月頃から10月頃までと長期間花を咲かせます。
茎は直立してよく枝分かれし、高さ60cm~100cmになる。葉の裏面は白くて先がとがり、縁は鋸歯状になった三角形の葉が対生する。初夏から秋にかけて枝分かれした枝の先に、藤紫色の穂状花を次々と咲かせます。白やピンクの花を咲かせる種類もあります。
ヨーロッパ―に渡った時に、自生の蜜源植物であったヒソップよりも大型だったので、ジャイアントヒソップの別名で呼ばれることもあります。
日本国内にも近縁種で草姿の似ているカワミドリ(コリアンミントと呼ばれ漢方に利用)があります。

利用法

アニス似た芳香を放ち、咳止めの薬として古くから用いられてきました。
花は花穂からはずし、葉は小さくちぎってサラダに、白ワインに果物と花と葉を入れて冷やして炭酸水で割った飲み物も美味しい。生葉または乾燥葉は、さっぱりしたティーになります。
強い香りが蚊を寄せ付けないことから、モスキートプラントの名前もあります。
ポプリ、ドライフラワーなどにも

白い花のアニスヒソップ

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