ヒソップについて

ハッカに似たさわやかな香りをもち、紫のヤナギに似ていることから、ヤナギハッカと呼ばれるハーブです。
浄化作用があり、薬効にもすぐれているため「聖なるハーブ」として聖書にも登場します。

ヒソップ hyssop

分類:シソ科・ヤナギハッカ属
英名:hyssop
和名:ヤナギハッカ属
原産地:ヨーロッパ南部~アジア西部
利用部位・収穫時期:全草。株が30cm以上になり、よく枝分かれしてきたら随時摘む
性質:耐寒性・好日性・多年草

ハッカに似たさわやかな香りをもち、紫のヤナギに似ていることから、ヤナギハッカと呼ばれるハーブです。初夏から紫、ピンク、白の小さな花を枝先に穂状に咲かせて、観賞用としても人気があります。
直立して高さ40~60cmになる。葉は緑色。被針形で対生する。よく枝分かれして茎部は木質化する。
浄化作用があり、薬効にもすぐれているため「聖なるハーブ」として聖書にも登場します。
古くから地中海沿岸全域で栽培され、気管支炎や打ち身などに対する薬効が知られています。
抽出される精油は香りがよく、高品質の化粧用香料として商業的にさいばいされ、オーデコロンにも利用されています。
葉と花は、セポリーとセージ・ミントをまぜたような香りがし、豚肉・ラム肉にあう。

利用法

葉には脂肪を分解する働きがあり、油の多い肉料理や魚料理の風味づけとして利用すれば、消化を助けてくれます。スープやしたゅー、サラダなどにも加えても美味。ただし香りと苦味が強いため、いずれも量は控えめに。美しい花はサラダに散らすのもおすすめです。
また、ティーは風邪の初期症状や石、気管支炎などを改善するといわれてます。殺菌作用もあるので、うがい薬としても利用できます。
乾燥させた葉や花はポプリや入浴剤としても最適です。

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