ローストビーフなどの肉料理には欠かせないホースラディッシュ

日本に明治の初め1873年、アメリカから食用として導入された。辛み成分はワサビやカラシと同じシニグリンで、食欲増進剤として知られています。

写真は、左がワサビ・右がホースラディッシュ

ホースラディッシュ horseadish

分類  : アブラナ科・セイヨウワサビ属
英名  : horseadish
和名  : セイヨウワサビ・ワサビダイコン
学名  : Armoracia rusticana
原産地  : ヨーロッパ南東部
利用部位・収穫時期  : 若葉、秋冬に肥大した根を香辛料、薬用
性質  : 冷涼な生育環境を好む耐寒性、多年草

根にワサビに似た辛味と香気があり、ローストビーフなどの肉料理には欠かせない。乾燥させた粉末は、市販の練りわさびや粉ワサビにも混合される。日本に明治の初め1873年、アメリカから食用として導入された。辛み成分はワサビやカラシと同じシニグリン。食欲増進剤として知られています。
栽培は、非常に簡単で、生命力も強く。収穫の際の取り残しや分断してしまった根からも増える。根の断片を土中に埋めるだけで発芽します。

キャベツと同じアブラナ科の植物なので、モンシロチョウの幼虫(青虫)や様々な昆虫に、葉を好まれて葉脈を残すだけになるまで食い尽くされることもあり、それで原因で枯れてしまう事もあります。

利用法

サラダやサンドイッチにピリッとした辛みを加えるため、柔らかい若葉を少量使う。根は汚れを良く洗い薄く皮をむいてすりおろし、ローストビーフなどのソースに利用する。

薬用としての利用法

気管支炎・咳・利尿作用に刻んだ根に熱湯を注ぎ、5分蒸らしてからティーとして飲む。
筋肉痛やコリには、すりおろしたものをガーゼに挟んで患部に湿布する。

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