一部の地域では雑草扱いや「豚の草」と呼ばれている。バースレイン kitchen-gatden purslane

野生種はインド原産で、何千年も前から食用とされてきました。
現在では全世界の熱帯から温帯にかけて広く分布し、耕地雑草になっています。

バースレイン

バースレイン kitchen-gatden purslane

分類 : スベリヒュ科・スベリヒュ属
英名 : kitchen-gatden purslane
和名 : タチスペリヒュ
学名 : Portulaca oteracea var. sativa
原産地 : ヨーロッパでの栽培変種
利用部位・収穫時期 : 開花前に収穫し、全草を料理用、薬用
性質 : 非耐寒性・一年草

野生種はインド原産で、何千年も前から食用とされてきました。
現在では全世界の熱帯から温帯にかけて広く分布し、耕地雑草になっています。
バースレインはその栽培変種であり、中東からヨーロッパ南部で栽培されています。
ほふく性で、基部から枝分かれし、50cmに立ち上がる。茎葉は多肉質でやや紅色を帯びている。
葉は卵形で葉柄はない。7月~9月頃に黄色い小花を咲かせます。
黄色い花は一日花で、朝咲いて夕方にはしぼんでしまう。

バースレインの花

利用法

虫さされに生の茎葉をもんで汁液をつけると、かゆみが治まる。
若い茎葉をサラダにする。酸味があり、シャキッとした歯ざわりが美味しいとか。ピクルスにも合う。
ゆでてお浸しにして食べると、肉厚でぬめりのある変わった食感が楽しめます。
ほとんどの人が馴染みが無いハーブで、一部の地域では雑草扱いや「豚の草」などと呼ばれているようですが、本当は美味しく、栄養価の高いのです。

バースレイン含まれる栄養成分

  • オメガ3系脂肪酸
  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンB
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • 鉄分
  • カロチン  など

また薬草として利用されていた時もあり、便秘や尿路系の炎症に効くとされ、尿路系の働きを整える伝統的な漢方薬として使われてきました。

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