フィーバーフューについて

フィーバーフューは、古くからハーブとして親しまれており、古代ギリシャのパルテノン神殿から転落した人の命を救ったという伝説も残っているほど、Herbの世界では有名で、
ハーブ愛好家であるハーバリストの間で人気の植物です。

フィーバーフュー

フィーバーフュー feverfew

分類:キク科・ヨモギギク属
英名:feverfew
和名:ナツシロギク
学名:Tanacetum parthenium
原産地:アジア西部・バルカン半島
利用部位・収穫時期:花や葉を薬用・葉を香味料に、新鮮な地上部は夏の開花期に、乾燥させる場合は開花後期に茎ごと刈り取り乾燥させる。生の葉はいつでも利用できる
性質:耐寒性・多年草

英名のフィーバーフューはラテン語の「熱病」と「追放する」を意味する合成語で、その薬効にちなんで、花や葉に含まれる。ワイルドカモマイルとも呼ばれ、荒れ地でも育つ強い生命力を持つ植物です。
主成分は、カンファー・ボルネオール・タンニン。花にはパルテノライド・コスモシイン・サンタマリンで。強壮・解熱・消炎・通経・駆虫・駆風などに用いられる。乾燥葉は虫よけなどに使われる。また、近年片頭痛の治療と予防に高い効果が得られることが分かってきた。

※カンファーとは、化学式 C10H16O 。ショウノウともいう。医薬分野ではカンフルという。

利用法

コンパニオンブランツとしてバラのそばに植えると、アブラムシを防ぐ地上部のティーは薬用にされるが、妊娠中は使用しない、抗凝固薬と同時に用いない。
虫の天敵とされるフィーバーフュー
フィーバーフューは鎮静などの目的で使われますが、強い芳香により蜂や蟻を近づけない、防虫剤のような目的でも使われていました。
その為、人間にとっても適量を超えると不快感や、頭痛を生じさせる匂いであるので使用の際は注意が必要です。蜂も寄せ付けないので実のなる受粉が必要な植物の近くには植えない方が良いと言われています。

※ 以前ハーブの寄せ植えを作った時に、彩の花として一緒に植えこんだ事があります。また、タッジーマッジ―に利用した時は、可愛らしい花束になりました。








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