マザーワートは古くから女性に関する症状に服用されていました

ヨーロッパから北米に薬用の目的で導入させたものの野生化し、日本に自生しているメハジキと同じように、女性疾患に処方されていました。

マザーワート common motherwort

分類  : シソ科・メハジキ属
英名  : common motherwort
和名  : ヨウシュメハジキ
学名  : Leonurus cardiaca
原産地  : ヨーロッパ、地中海沿岸
利用部位・収穫時期  : 開花後実がなる前に枝葉を切り取り乾燥させる
性質  : 耐寒性・多年草

草丈90~150cm。直立し茎の断面は四角形で堅い。上面は暗緑色、下面は淡緑色で、花は夏から秋に薄桃色か紫色で咲く。
ヨーロッパから北米に薬用の目的で導入させたものの野生化し、日本に自生しているメハジキと同じように、女性疾患に処方されたのでこの名前が付けられました。ドナウ川流域では、緑色の染料としても利用される。中国では長寿の薬草として使われてきました。

メハジキの近縁種

日本に自生するメハジキは近縁種で、益母草(やくもそう)の生薬名で漢方に用いられています。

利用法

古くから、心臓疾患や月経、出産、更年期などの女性に関係した症状に内服された。
子宮を収縮させる作用があるので、妊娠中に使用してはならないので注意しましょう。

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