根にデンプンを含み、葛粉として料理やお菓子の材料に用いる。クズ 

日本各地の山野に普通に見られるつる性植物で、8~9月に濃紺紫色の甘い芳香を発する花を咲かせる。
漢方では根の干したものを葛根(かっこん)といい、風邪薬に利用されています。

クズ

クズ Kudzu

分類  : マメ科・クズ属
英名  : Kudzu
和名  : クズ
学名  : Pueraria lobata
原産地  : 日本(北海道~奄美大島)、中国、朝鮮半島、フィリピン、ニューギニア
利用部位・収穫時期  : 秋から冬に根を掘り、たたきつけてつぶして何度も水にさらして、デンプンを取り出す。根を乾燥させたものが生薬名葛根(かっこん)と呼ぶ
性質   :耐寒性つる性 多年草

日本各地の山野に普通に見られるつる性植物で、花は8~9月咲き、濃紺紫色の甘い芳香を発する花を咲かせる。花色は変異があり、白色のシロバナクズと淡桃色のトキイロクズがあります。
秋の七草としても親しまれています。根にデンプンを含み、葛粉として料理やお菓子の材料に用いる。
漢方では根の干したものを葛根(かっこん)といい、風邪薬に利用されています。

利用法

若芽と若葉は塩でもんで細かく刻んで茹でてから和え物などにする。花も食べられ、特に酢の物にすると色が鮮やかになって綺麗です。根のデンプンには、解熱作用と血行を良くする作用があります。
つるを煮てから発酵させて取り出した繊維で編んだ布を葛布と呼ばれいます。葛の繊維で編んだ布は新石器痔建てからも出土しています。

水まんじゅう夏には涼しげで良いですね

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