古くから毒蛇にかまれた時の解毒剤として利用されていた、バイパースビューグロスについて

花は蕾の時は桃色で、開くと目が覚めるような青色に変わりとても美しいです。ガーデンにもよく映えるハーブです。

開花した状態

バイパースビューグロス bluedevil

分類 : ムラサキ科・シャゼンムラサキ属
英名 : bluedevil.blueweed
和名 : キタシャゼンムラサキ
学名 : Echium vulgare
原産地 : ヨーロッパ、アジア
利用部位・収穫時期 : 花を食用、葉を薬用。2年目の秋に掘り上げた根を染色に。観賞用。
性質 : 耐寒性2年草または一年草。

古くから毒蛇にかまれた時の解毒剤として利用されていました。現在は、根を赤色染料に用いるほか、葉をティーにし、発汗剤や穏やかな強壮剤などとして利用しています。日本には大正時代に渡来しました。花は蕾の時は桃色で、開くと目が覚めるような青色に変わりとても美しいです。
ガーデンにもよく映えるハーブです。
草丈は30~80cmで、茎はよく枝分かれして、白色または褐色の剛毛が生えます。葉は楕円形または披針型で、長さが5~15cm。蕾は桃色で、花は青色から青紫色になり、春から夏にかけて花を咲かせます。

利用法

青い花はサラダに散らしたり、砂糖がけにして、お菓子の飾りにしたりします。そのほかに、根は赤色の染料にするほか、根元に近い部分の葉のティーを薬用にします。
観賞用として花壇に植えられたりします。

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