ハーブの有効成分を熱湯で抽出する方法で、お茶の感覚で手軽に楽しむ事ができます。
フレッシュよりもドライの方が効率良く抽出され、味も濃くなるので、分量を調整してみましょう。
基本的には、お湯は沸騰後少し置いてから注ぎ、ふたをして蒸らすことがポイントです。
薬用ハーブティーに適したハーブ
- 植物名・使用部位・適応症状・ドライorフレッシュ
- アーティチョーク・葉、総苞片・慢性肝臓疾患・ドライ
- キャットニップ ・地上部・下痢、発熱、腹痛・ ドライ
- コモンセージ ・ 葉 ・ 風邪、消化不良 ・ ドライ
- コモンマロウ・ 葉、花・気管支炎、便秘、利尿・どちらでも
- コモンラベンダー ・花・ 消化不良、疲労回復 ・ ドライ
- ジャーマンカモマイル・花・風邪、女性疾患・どちらでも
- スィートバジル ・葉・腰痛、強壮、健胃 ・どちらでも
- ダンディライオン・葉、根・関節痛、むくみ、催乳・ドライ
- チコリ ・根 ・ 緩下、利尿、強壮 ・ ドライ
- ディル ・種子 ・ 駆風、健胃、催乳 ・ ドライ
- ベニバナ ・ 花 ・ 関節痛、冷え性 ・ ドライ
- ペパーミント・地上部・下痢、疝痛、吐き気・どちらでも
- ベルガモット ・地上部 ・月経痛、鼓腸 ・どちらでも
- ポットマリーゴールド・花・月経不順、消化不良・ドライ
- マーシュマロウ・葉、根・気管支炎、咳、去痰 ・ドライ
- レディースマントル・葉・月経不順、胃炎、腸炎・ドライ
- レモンバーム・地上部・消化不良、腰痛、鎮静・どちらでも
◎フレッシュハーブティーの入れ方 (ティーカップ一杯分)
一杯分につき、生のハーブ15g熱湯カップ1(約200ml)
- 摘みたてのハーブを用意する。虫食いや傷、しおれた部分などは取り除き、必要分をはかる
- ハーブをサッと水洗いし、ティーポットに入れる。沸騰した熱湯を火からおろし、少しおいてから注ぐ
- ポットのふたをして蒸らしながら、5~10分抽出させる。抽出時間は、柔らかいものは短め、堅いものは長めに
- 茶こしなどを通しながら、カップに注ぐ
◎ドライハーブのの入れ方 (ティーカップ一杯分)
一杯につき、ドライハーブ5g熱湯カップ1(約200ml)
- 分量のハーブをティーポットに入れて、熱湯をそそぐ。ハーブによってかさが違うので、きちんと計量する
- ポットのふたをして蒸らしながら、5~10分抽出させる。抽出時間は、柔らかいものは短め、堅いものは長めに
- 茶こしなどを通しながら、カップに注ぐ
※ドライハーブの場合は、お茶パックなどに一杯分を詰めて使うと便利
◎ドライハーブのブレンドの楽しみ
- 専門のハーブショップだけでなく、幅広く市販されて、手に入りやすいドライハーブ
- ストレートの味を試したら、ブレンドに挑戦してみるのも楽しいものです。
- ハーブ同士の相乗効果で、薬効が高まるというメリットもあります。
- ハーブだけを2~3種類、あるいはハーブと紅茶や中国茶などと組み合わせて、
- オリジナルレシピを作ってみましょう。
私がハーブを学んでいた時に美味しいと思ったブレンド
- レモンバーム・レモングラス・レモンバーベナをブレンドしてレモン味のハーブティー
- ローズヒップ・ハイビスカス・ミントをブレンドした赤いハーブティー
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