スィートバジルについて

ハーブの王様と呼ばれ、さわやかな香りが特徴です。
トマト・チーズとの相性が良くイタリア料理には欠かせないハーブです。
夏場に大量に収穫したバジルをペーストにして置くと
フレッシュハーブが無い時期でもバジルの香りを楽しむことが出来るので「バジルペースト」の作り方を参考にして下さいね。

スィートバジル sweet basil

分類:シソ科メボウキ属
英名:sweet basil common basil
和名:メボウキ
別名:バジリコ
学名:Ocimum basilicum
原産地:熱帯アジア・アフリカ
利用部位・収穫時期:開花前の茎葉を料理用、ティー、薬用、香辛料
性質:非耐寒性1年草

古代ギリシャ時代には香水にも使われたハーブで「ハーブの王様」「バジルコ王」と呼ばれ、これがバジルの語源となりました。葉にはクローブに似た強い香りと、スパイシーなピリッとした香味があり、料理用のハーブとして世界各地で栽培されています。日本には、江戸時代後期に渡来。和名のメボウキは、種子を目の中に入れると水分でゼリー状の物質が出て目のゴミを取り去った事に由来します。

利用法

イタリア料理、特にトマト、ナス、チーズ、ニンニク、オリーブオイルと相性がよい。肉料理、パスタ、サラダ、スープ、ソース、ドレッシングなど。バターやビネガーの風味づけにも利用します。香りは揮発性なので最後に使う。

効能

臭味消し、防腐作用もあります。海外では民間療法として、強壮、食欲増進、健胃、整腸、不眠、などに利用されています 。

香り

甘くてさわやかな強い香りと、かすかに辛みがある。主な成分は、メチルシャビコール、シネオール、リナロール、オイゲノールなど。

バジルペースト

バジルの葉がたくさん収穫できたら、葉、オリーブオイルを使って美味しいバジルペースト(ベスト・オブ・ジェノベーゼ)を作りましょう。

バジルペーストの作り方

材料

  • バジル(生葉)     100g
  • 松の実        45g
  • オリーブオイル    200cc
  • ニンニク       3片
  • 塩          少々
  • 粉チーズ       50g

作り方

  1. すり鉢の中でニンニク・松の実をすりつぶす。
  2. 1に塩とオリーブオイルを加え、さらにざく切りにしたバジルの葉を、ひとつかみづつ入れ、すりつぶす。
  3. ペースト状になったら、粉チーズを混ぜる。

バジルペーストを使った料理

スパゲッティー・バジリコの作り方

材料 (4人分)

  • パスタ       400g
  • バジルペースト  大さじ6
  • オリーブオイル  大さじ6
  • ニンニク      4片
  • 白ワイン     100cc 
  • 塩・コショウ    少々
  • バジルの葉     数枚 

作り方

  1. オリーブオイル大さじ6を熱して、ニンニクの薄切りを入れ炒める。
  2. 香りがが出てきたら、1の中に茹でたパスタ・バジルペーストを加える。
  3. 2に白ワインを注ぎ、強火でアルコール分をとばします。
  4. 塩・コショウで味を調え、バジルの葉をちぎってさっと混ぜれば出来上がり。

※私が教えてもらった、バジルペーストはすり鉢でかなり大変な思いをしたのですが
フードプロセッサーなどを使うと簡単に出来ます。

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