果実のほかに若い葉も食用されいている。アケビ 

新潟県・長野県・山形県では木の葉と呼ばれ、おひたしや汁の実に使われています。乾燥した果実は、漢方で脳卒中の予防薬として用いられています。

アケビ

アケビ Akebi

分類 : アケビ科・アケビ属
英名 : Akebi
和名 : アケビ
学名 : Akebi quinata
原産地 : 日本・朝鮮半島・中国
利用部位・収穫時期 : 紫色の果実が縦に裂けて中の白い半透明の果実が見えたら食べ頃。つるは秋に収穫
性質 : 耐寒性落葉つる性低木。雄雌異株で同株

果実のほかに若い葉も食用されいている、新潟県・長野県・山形県では木の葉と呼ばれ、おひたしや汁の実に使われています。乾燥した果実は、漢方で脳卒中の予防薬として用いられています。北米東部には帰化したものが分布しています。小葉が三枚のミツバアケビも同様に食用にされています。ゴザイカズラ、ミコンクソ、モクトンなどの地方名もある。
江戸時代にはアケビの種から油を摂取していたようですが、商品として栽培されるようになったのは最近になってからです。現在は、山形産のものが多く市場に出荷さています。

アケビの栄養と効果

ビタミンC、葉酸、カリウム
風邪・美肌予防、動脈硬化・脳梗塞・心臓梗塞の予防など

利用法

アケビとミツバアケビの実は、ほんのりミルクのような味がする。残った皮も、外皮をはいで油炒めなどで食べられます。ミツバアケビの蔓は太さが均一でしなやかなので、リースなどを作るのに向いています。

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