ラベンダーLavender~サシェ作り~

ラベンダーは一般的に知られているハーブですね。
クラフトやアロマテラピーなどでも使われているので、
誰でも手軽にラベンダーの香りを楽しめ事でしょう。

ラベンダーについて

分類 シソ科 ラバンドッラ属

学名 Lavandula(ラバンデェラ)  officinalis(オフィキナリス)が入ったら薬用ハーブ

英名 Lavender   語源 ラテン語のlavareラバン「洗う」に由来する。true lavender トゥルーラベンダーとも言う

利用部  乾燥花(つぼみの部分)花が咲く前

原産地 南フランスが有名(グラース)地中海沿岸

利用法 

◎芳香ハーブとして

・ポプリ…一番最初に入れる。ラベンダーに始まりラベンダーにもどる。

・香水の材料  水蒸気

・殺菌作用   病室などに使用 エアーフレッシュナー

・防虫作用   サシェとしてリネンの間や洋服ダンスの中につるして、害虫よけとして

◎調理用ハーブとして(あまり利用しないかな)

  • 葉はシチューの風味付け
  • 花は砂糖煮の中に入れる、又は糖衣すする。 ハーブティーとして

◎薬用ハーブとして(ラベンダー油として使用する)

  •  ・火傷・切り傷の治療に優れている
  •  ・アロマテラピー(芳香療法) 頭痛・神経の鎮静
  •  ・ハーブティーとして飲む事で消化器を健全にする
  •  ・マッサージオイルにして数滴たらしたものをすりこむ 神経痛・リウマチに良い

 コモンラベンダー・・・高さ60cm程の低木、耐寒性はなく英国産の物より小型であるが 密な繁みをつくり花色は紫色で美しい

現在は、イギリスがより品種の勝れたものを産する 英国南部 (ノーフォーク)が有名

イングリッシュラベンダー・・・高さ1mの低木になる、生垣用になる。赤みがかった藤色で 花と葉は油線に覆われて光る (最も高価なラベンダー油が採れる)

 種類

  • トル―ラベンダー      ポプリ  花色が美しい
  • ラバンジン         園芸用  大量栽培
  • スパイクラベンダー     薬用 カンファ―成分が多く防虫効果大
  • テレタータラベンダー(フリジンラベンダー)ほぼ四季咲き、葉にクシ歯の切れこみ
  • ストエセスラベンダー(フリジンラベンダー)花穂の頭部に二本の色を付ける、マツの香り

採取

 7~8月に採取、蒸留する。水蒸気蒸留によって0.7~0.85%のラベンダーオイルを採集する。花がつぼみか開き始めた時。オイルは花の方が、葉や茎より優れている。

栽培

 日当たりの良い場所。土は養分が少なく、水はけのよい所。石灰性の砂地。南向きの傾斜地など最初の年はつぼみを全部つみとって良く繁らせる。

モーニングボーイ&イブニングガール型。サシェ の作り方

◎モーニングボーイ  &  イブニングガール

材料

  • 好みのポプリ 大さじ2~3杯
  • 薄手の生地  16cm×10cm
  •  糸      適量
  •  リボン(3mm) 15cm

精油の調合

モーニングボーイ(男性好みの香り) 

  • ラベンダー   大2(精神安定剤)
  • ローズマリー  大1(精神統一)
  • ミント     大1(リフレッシュ・元気)

イブニングガール(落ち付いた甘い香り)

  • ラベンダー     大3弱
  • ローズオイル    1滴
  • ベルガモットオイル 1滴
  • アンバーグリスオイル1滴

◎テトラ型のラベンダーサシェ(三角形の可愛らしい物)今回は実物の写真はありません

材料

  • ラベンダー 大さじ3
  • 薄手の生地 7cm×14cm
  •     糸     適量
  •  リボン   10cm

作り方 

別記の図にて

最後に ラベンダーとミントの物語と効果を

ラベンダー

中世ヨーロッパでは、戦争で遠征し離れ離れになってしまう恋人に、よくラベンダーの香りをつけたハンカチを贈ったそうです。それは、恋人の無事を祈ると共に、遠征先での浮気を封じるためだといわれてます。ラベンダーは、その清々しい香りに、消毒や殺菌作用があるとして、衣類やシーツなどに香りを移しました。また、お清めや浄化の働きを願って、教会の床に敷かれたのです。
・・・ひとくちメモ・・・
彼の浮気や心変りが心配だったり、遠距離恋愛などで二人の愛を長続きさせたいというあなた。厚手の布やフェルトで彼とお揃いのマスコットを作ってみて、形は何でも構いませんが、マスコットの中には綿と一緒に、ラベンダーの花を小さじ1杯分つめ込むことを忘れずに。そして、マスコットを手渡せは、ラベンダーの香りが彼の誠実さを呼び起こし、浮気心や心変りを防いでくれるでしょう。

ミント

ミントは、ギリシャ神話の川の神の娘、妖精のメンタの名に由来する植物。妖精メンタは、冥界の王プルートに愛され恋に落ちたが、それを知ったプルートの妻、女神ペルセフォネの嫉妬を受けて、この植物に変えられました。メンタは、危険な恋に酔った自分を戒めるため、この草に夢や憂鬱、幻から目覚めるようにと、覚醒作用を持たせたのです。ミントの香りは、頭をスッキリとさせ新たなるやる気が湧いてきます。
・・・ひとくちメモ・・・
仕事や勉強に疲れてアイデアが浮かばないときや、恋や人間関係で悩み、その解決方法が見つからないとき、ティーポットに紅茶を茶さじ2杯とミント茶さじ1杯入れて、カップ3杯のお湯を注いで紅茶(ミントティー)を入れましょう。その紅茶を口に含むと、何とも清々しい清涼感が心地よく広がって、頭の中のモヤモヤや煩わしい悩みを忘れさせてくれます。咽を爽やかにし、風邪の引き始めに効果的です。 

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