クローブピンク。現在のカーネーションの原種

日本には江戸時代にオランダから渡来し、オランダセキチクと呼ばれた

クローブピンク clove pink

分類:ナデシコ科・ナデシコ属
英名:clove pink
和名:オランダセキチク
別名:ジャコウナデシコ
学名:Dianthus caryophyllus
原産地:ヨーロッパ南部、インド
利用部位・収穫時期:花を食用、香辛料、ポプリ、観賞用
性質:半耐寒性・多年草
現在のカーネーションの原種で、もっとも古い園芸植物のひとつ。属名のDianthus(ディアントゥス)はギリシャ語で神の花の意味。日本には江戸時代にオランダから渡来し、オランダセキチクと呼ばれた。
クローブ(丁子)に似た香りがあり、夜になると花の香りが強くなります。
クローブピンクはナデシコ属のいくつかの種類の総称。花の形や種は品種によってさまざまあります。
高さは40~50cm。葉は対生し、茎の上部で枝分かれして数個の花をつける。その下に対の苞葉がある。

利用法

エディブルフラワーとして花びらを食用にする。苦味の強いつけねの白い部分は取り除き、生でサラダやサンドイッチに入れたり、フルーツパイやジャムの香りづけにする。白ワインやビネガーの風味づけにも用います。乾燥させた花びらはポプリに加える。
開花期は、品種によってばらつきがあり、四季咲きのものもあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました