日本ではほとんど知られていないラビッジ、ヨーロッパのハーブ園には欠かせないハーブ。

セロリーに似た風味の葉を刻んでサラダ・スープ、卵料理に使う。
日本では、ほとんど知られていないラビッジですが、お味噌汁の具にすると美味しとの事です。

ラビッジ garden lovage

分類  : セリ科・レビスティクム属
英名  : garden lovage
学名  : Levisticum officiinale
原産地  : ヨーロッパ南部
利用部位・収穫時期  : 葉、茎、種子を食用
性質  : 耐寒性・多年草

中世ヨーロッパのハーブ園には欠かせない植物だった。葉はやや苦みがあり、サラダやシチューに利用される。柔らかい葉柄は生食や砂糖漬けにし、強い香りのある種子はパンやビスケットの風味づけに使われた。葉を利用する場合は随時花柄を摘み取る。

利用法

セロリーに似た風味の葉を刻んでサラダ・スープ、卵料理に使う。みじん切りにした葉を混ぜ込んだバターは、ゆでたじゃがいもと、茎をサッとゆがいてサラダに。種子はスパイスとして乾燥保存し、パンの生地に加えて焼いたり、ピクルス、マリネ、ソースの香味付けに。
日本では、ほとんど知られていないラビッジですが、お味噌汁の具にすると美味しとの事です。
17世紀のイギリスのハーブ療法士ニコラス・カルペパーは、体を刺激し、温めるハーブだと考えて、激しい腹痛にこのハーブを使い、ガスを排出させて発汗を促しました。

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