生活習慣病の改善ハーブとしてのセロリ、それは以外にも

身近な食材で独特な風味が、リラックス効果もあり
肉や魚の臭みを消す身近な食材のセロリは、独特な香りにストレスを緩和させる効果も。捨ててしまいがちな葉もしっかり食べましょう。

  セロリ celery    

分類:セリ科・オランダミツバ属
英名:celery
和名:オランダミツバ
学名:Apium graveolens var. dulce
利用部位:葉柄、種子(植物学上は果実)
原産地:ヨーロッパ南部

セロリは南ヨーロッパが原産で、一年草または、越年草です。紀元前から匂い消し、古代ローマでは整腸剤、強精剤などで利用されていました。
薬草としてフランスから中国へ、そして戦国時代の15世紀に日本へ渡ってきました。独特の強い香りのため普及しませんでした。盛んに栽培されるようになったのは戦後、食生活が洋風化していってからのことです。

利用法

茎はスジをとり、肉や魚、野菜の臭み消しとして。煮込み料理や炒め物、生のままサラダや酢につけてピクルスなどにも。粉末は、塩と合わせて。サラダなどにかけると手軽に風味を変え、摂取できます。
スパイスとして販売されているセロリシード。セロリの種には鎮静作用がありますが、妊娠されている方は、セロリシードの利用は避けましょう。

効能

静熱作用で体の熱を冷ますことで、気の巡りが良くなります。これにより、ストレスによるめまい、高血圧の改善、むくみの解消などにも効果的です。
また、カロリにはカミツレと同じ成分が含まれており、リラックス効果もあります。セロリの香りには、ストレスを緩和させる成分があるので、情緒不安定な月経前などに食べるとよいでしょう。
セロリの葉にも、気を静めてイライラを解消する効能がたっぷり。つい茎ばかり使用してしまいがちですが、葉には栄養分もたっぷりとあり、βカロテンやビタミンB、食物繊維も豊富で便秘改善によく効き、お肌の調子を整えます。細かく刻むと食べやすくなります。細かく刻んで、スープに入れたり、炒め物に利用できます。

 

 
 

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