豚肉と炒めたり、他の野菜と炒めて食べるとされています。へちまの繊維からヘチマタワシが作られています。
茎の切口から出る汁を集める、へちま水を化粧水として使われます。
ヘチマ sponge gourd
分類 : ウリ科・ヘチマ属
英名 : sponge gourd
和名 : ヘチマ、イトウリ
学名 : Luffa aegyptiaca
原産地 : 熱帯アジア(おそらくインドと考えられている)
利用部位・収穫時期 : 食用には若い果実、葉、蕾、成熟したらクラフトで利用
性質 : 非耐寒性・一年草
日本へは江戸時代に渡来した。薩摩藩の農事指導書である「成形図説」には豚肉と煮て食べるといった記述があり、古くから食用にされていたことがうかがえます。食用にするヘチマは、開花後10日ほどの若い果実を収穫する。甘みを含み香気があり、柔らかい。沖縄ではニガウリとならんで重要な夏野菜で、他の野菜と炒めて「ナーベラ―チャンプルー」にして食べる。栽培品種の長いヘチマは果実の長さが1~2mにもなる。
利用法
若菜と花の蕾は天ぷらにすると美味しい。秋に育った果実を水につけて腐らせて、繊維だけにしヘチマタワシを作る。茎の切口から出る汁を集めたヘチマ水は、古くから化粧水に使われている。
果実は、夏バテ効果があり、利用の歴史も古く、台風の多い沖縄では、地ばい作りにするのが一般的です。
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