中世からハーブガーデンの彩りに好まれている、ビストート 

和名のイブキトラノオは細長い花穂を虎の尾に見立てたもので、イブキは滋賀県伊吹山に多いのでこれに由来して名がついた。

ビストート

ビストート bistort

分類  : ダテ科・ダテ属
英名  : bistort , snakeweed
和名  : イブキトラノオ
学名  : Polygonum bistort
原産地  : 北半球の温帯から亜寒帯。日本では北海道から九州
利用部位・収穫時期  : 秋に根茎を掘り上げて乾燥させる。春に若葉を摘んで食用。
性質  : 耐寒性、山地や高山の草原に生える 多年草

和名のイブキトラノオは細長い花穂を虎の尾に見立てたもので、イブキは滋賀県伊吹山に多いのでこれに由来して名がついた。飢饉のときに根茎からデンプンを採った。
ヨーロッパでは、うがい薬や下痢止め薬に用いる。また、中世からハーブガーデンの彩りに好まれています。
漢方では、根茎を拳参(けんじん)と呼ぶ。タンニンを15~20%含み、収れん剤に使われます。

利用法

収れん・消炎作用のある乾燥した根茎の煎じ薬は、古くから下痢止めや口内炎のうがい薬に用いられています。若葉は野菜のように茹でて食べることも出来ます。可愛い穂状の花が6月~8月頃に咲き、グランドかばーとしても人気があります。

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