タンジーについて

独特の強いニオイから虫よけとして使われていたり、ガーデンの彩やドライフラワーにしタッジーマッジーなどに利用します。

タンジー tansy

分類:キク科・ヨモギギク属
英名:tansy
和名:エゾヨモギギク ・ヨモギギク(蓬菊)
学名:Tanacetum vulgara
原産地:ユーラシア
利用部位・収穫時期:開花期に根元に近い部分で切り取る
性質:耐寒性・好日性・多年草

全草にタンジー油を含み、独特な強い香りを持つ植物。葉は緑色で鋸葉の羽状のような形をしている。
繁殖力が旺盛で、草丈は50~120cm。5月頃~10月頃まで黄色のボタン状の花を多く咲かせる。
一部民間薬として外用に利用されてきた。
ヨーロッパでは、台所の入り口に植えられて虫除けに利用されたり、少量の葉を焼き込んだケーキやカスタードプディングの香りづけに利用されてきましたが、今では有毒成分が含まれているので服用はしない。
切り花、ドライフラワー、花壇の彩りに栽培されています。

利用法

枝葉と花は防虫効果のある特有の香りがするので、戸口に置いてアリよけに、乾燥したものをサシェに詰めて、衣類の虫除けにしたりカーペットの下に敷いてノミを防いだりする。
枝葉からはグリーンがかった黄色、頭花からは鮮やかな黄色の染料がとれる。
栄養分も多く、防虫効果もあるので堆肥として利用するのもよさそうです。

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