葉にアニスに似た香りがあり、その香りにちなんでの呼び名が多い。初夏から夏に白い小さな花を咲かせる。
スイートシスリー sweet cicely
分類 : セリ科・ミルリス属
英名 : sweet cicely
学名 : Myrrhis oborata
原産地 : ヨーロッパ
利用部位・収穫時期 : 若葉、開花後の未熟種子、秋に刈り取った根を食用、観賞用
性質 : 耐寒性、多年草
葉にアニスに似た香りがあり、その香りにちなんでの呼び名が多い。属名のMyrrhis(ミルリス)、種小名のoborata(オドラータ)ともに芳香を意味する。料理以外にも、強壮・消化促進作用などがあることから民間薬として用いられています。
草丈50～120cm。花は初夏から夏に白い小さな花を咲かせる。
現代はキッチンではあまり使われることが無く、薬草栽培家や料理人以外には、忘れられたハーブといわれています。
利用法
葉を細かく刻んでサラダやオムレツ、カボチャやニンジンのスープなどに加える。ベリー類のタルトやパイに加えると、砂糖の量を減らすことができる。熟した種子はスパイシーな風味づけに少量刻んで使用する。根は茹でてサラダにする。
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