真夏の夜に白い花を咲かせる。カラスウリ 

山野の林緑部などに自生している。
種子は生薬名を王瓜子(おうがし)といい、鎮咳、去痰などに用いられる。根のデンプンを小児のあせもなどに使う、天瓜粉(てんがふん)として使用していました。

カラスウリ

カラスウリ Japanese snake gourd

分類 : ウリ科・カラスウリ属
英名 : Japanese snake gourd
和名 : カラスウリ
学名 : Trichosanthes cucumeroides
原産地 : 日本・中国
利用部位・収穫時期 : 秋に掘り上げた根は、外側の皮をはぎ取り水洗いして輪切りにし乾燥させる。果実はクラフト・観賞用
性質 : 耐寒性つる性多年草。雄雌異株

山野の林緑部などに自生している。真夏の夜に白い花を咲かせ、朝までにはしぼんでしまう。開花中に夜行性の蛾などによって花粉が運ばれる。種子は生薬名を王瓜子(おうがし)といい、鎮咳、去痰などに用いられる。

ハヤトウリの花

利用法

塊根は多量のデンプンのほかに、アルギニン、コリンなどを含み、漢方薬では王瓜根(おうがこん)といい、便秘・利尿・活血などの目的に処方されています。民間療法などでは、果実の果汁と果肉をしもやけ、肌荒れなどに外用する。
催乳作用があるとされるので、妊婦は服用しない。
以前は、根のデンプンを小児のあせもなどに使う、天瓜粉(てんがふん)として使用していましたが、最近はベビーパウダーに変わり姿を消してしまいました。

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