葉や樹皮にはグッタベルガという有益な樹液を含む、トチュウ

中国の固有種であり。乾燥した樹皮を杜仲と呼びます。
長江の中流や南部に自生が見られる。漢方薬の原料として河南省では古くから栽培されています。

トチュウ

トチュウ Chinese guta percha

分類 : トチュウ科・トチュウ属
英名 : Chinese guta percha
和名 : トチュウ
原産地 : 中国中南部の山部
利用方法・収穫時期 : 春~初夏に樹皮をはぎ、コルク層を除去して日干しする。葉は初夏から秋に収穫し日干しにする。
性質 : 耐寒性落葉高木、雄雌異株、陽樹

トウチュウ属は1属1種からなり、トチュウのみです。また、中国の固有種であり。葉や樹皮にはグッタベルガという有益な樹液を含んでいます。中国では、乾燥した樹皮を杜仲と呼びます。
長江の中流や南部に自生が見られる。漢方薬の原料として河南省では古くから栽培されています。
高さ20mになり、葉の形は長情円形、互生し、短い葉柄があり。4月頃若枝の基部に多数の花をつける。

利用法

乾燥した樹皮は、漢方で肝臓の強壮に処方される。乾燥葉を煎じたティーは杜仲茶と呼ばれ、健康茶として飲まれている。乾燥樹皮を細かく刻んで、砂糖とともにホワイトリカーに漬けたトチュウ酒も、煎液と同じような効果がある。
樹皮には、ビタミンCや有機酸なども含まれています。
グッタベルカを含んでいるので、葉を手でゆっくり裂くと、ゴム質の糸を引く。

効能

血圧降下、抗ストレス、利尿、糖代謝の改善、虚弱体質改善などに効果があると言われています。

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