コモンマロウについて

丈夫で育てやすい植物なので、古くから栽培された葉はサラダに花はティーにと利用されています。
写真のコモンマロウは私が育て物で、初夏からぐんぐんと丈も伸び花芽も沢山増えてくれました。

コモンマロウ

コモンマロウ common mallow

分類:アオイ科・ゼニアオイ属
英名:common mallow 、high mallow
和名:ウスベニアオイ
学名:Malva sylvestris
原産地:ヨーロッパ南部
利用部位・収穫時期:初夏~夏に花を、夏に葉を収穫し食用
性質:耐寒性・2年草または多年草

古くから薬用や食用植物として栽培され、観賞用としても世界各地で見られる。属名Malva(マルウァ)はギリシア語の柔らかいという意味に由来し、この属の植物がもつ粘膜に緩和剤の効果があることにちなむと考えられている。日本には江戸時代に変種のゼニアオイが渡来し、「大和本草」(1708年)などに記載されている。
茎は円柱形で直立し、よく枝分かれする。高さ2mにもなる。葉身は長さ6~8cmで、掌状に5~7浅裂する。花はピンクから赤紫色。5弁で花弁の長さは1.6~3cm。濃紫色の筋が入る。

利用法

生の葉と花は、サラダにミックスする。若葉は野菜のように使える。花と葉は、ティーまたは浴用にも。通常は乾燥させて利用する。カップに乾燥花を4~5個入れて熱湯をそそぐと青紫色のティーになり、レモンを絞り入れるとピンク色に変わる

マロウティーを製氷皿で
凍らして氷にした物

右の鮮やかなピンクがレモンを加えたティーを使用した物
水出ししたティーを使うと紫色になる。
花と葉のティーには、消炎・去痰作用があるので、のどの痛み・咳・胃炎に効果があると言われています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました