シーケールについて

ヨーロッパ西部からアジアの海岸に生育し、果実が海水に浮かんでほかの地域へ運ばれ、生育地が
広まったといわれています。
日本で栽培されている、ケールは青汁用に美味しくと品種改良されたものがほとんどです。

シーケール Sea kale

分類:アブラナ科・ハマナ属
英名:kale
和名:ハマナ
学名:Cambe maritime  ←Cambe(クランベ)は「乾いた」maritime(マリティア)は「海岸の」
原産地:ヨーロッパ西部~アジア
利用部位・収穫時期:若い葉、葉柄を4~5月に収穫、茹でて食べる
性質:耐寒性・多年草

ヨーロッパ西部からアジアの海岸に生育し、果実が海水に浮かんでほかの地域へ運ばれ、生育地が
広まったといわれています。ハマナ属は20種ほどが知られ、ヨーロッパでは、野菜として栽培され
る品種がいくつもあります。
葉は卵状長楕円形で、キャベツに似て厚い。多肉質の茎は高さ60~80cmになり、地下に太い根が
ある。初夏に三房花序に白い花をつけ香りがある。球形で直径6~9mmの果実をつける。

利用法

若芽はキャベツのように食べる。春に伸びてきた葉柄は、おおうか、まわりに土寄せして柔らかく軟白させ、ゆでてサラダにしたり、スープに入れたりして食べる。春の芽吹きは紫色で美しく、ガーデンプランツとしても人気があります。

近縁種のグレーターシーケール…若葉をサラダやジュースに利用する。
日本で栽培されている、ケールは青汁用に美味しくと品種改良されたものがほとんどです。
シーケールのような原種に近い植物は、地球温暖化の影響で、海抜上昇に伴い塩害の被害が出ている地域では、塩害地域などの過酷な環境でも育つ野菜としてシーケールに注目が集まっています。

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