和名は葉に甘茶のような甘味があることに由来しています。
アマチャズル
分類 : ウリ科・アマチャズル属
英名 : 特になし
和名 : アマチャズル
学名 : Gynostemma pentaphyllum
原産地 : 日本・朝鮮半島・中国・東南アジア
利用部位・収穫時期 : 夏に全草を収穫し、水洗いしてから天日干しする
性質 : 耐寒性つる性多年草、雄雌異株
近年、オタネニンジン(朝鮮人参)と同成分で、胃弱などの強壮に効くサポニンのジンセノサイド類の含有が確認され、注目されるようになりました。
このジンセノサイド類は、溶血作用が少なく組織細胞を若返らせる作用があると言われています。中国では古くから薬草として使用されてきました。
葉を噛むと甘味があることから、日本では「アマチャズル茶」として市販されています。
生の葉は舐めると甘味を感じるが、産地によっては甘味はなく、苦味の強いものもあります。
利用法
民間療法では、乾燥した全草を煎じて咳止めに用いられる。昔の中国の記録には、若葉をゆでて水でさらしてアクを抜き、油で炒めて食用にしたという記述もあります。茎・葉を乾燥させたものはティーになります。鎮静・利尿作用があると言われています。
アマチャとは、まったく別の植物です。
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