月見草と呼ばれる帰化植物でオオマツヨイグサの仲間のイブニングプリムローズ

17世紀にイギリスに伝えられた時に「王様の万能薬」として珍重され、ヨーロッパ全土に広がりました。
ヨーロッパでは薬用植物として、多くの人に親しまれています。

イブニングプリムローズ evening imrose

分類 : アカバナ科・マツヨイグサ属
英名 : evening pimrose
和名 :メマツヨイグサ
別名 : 月見草
学名 : Oenothera biennis
原産地 : 北米東部
利用部位・収穫時期 : 種子は薬用、若葉、根、開花前の蕾、花は食用、観賞用
性質 : 耐寒性2年草

一般的に月見草と呼ばれる帰化植物で、オオマツヨイグサの仲間です。「evening pimeose、夕方のさくら草」の名前の通り、芳香のある黄花を夕方から咲かせて朝にはしぼんでしまいます。
アメリカの先住民は根や若芽を食用にします。また、種子に含まれるオイルに含まれる成分が薬用として注目を集め、広く栽培が始まりました。日本には、1850年に渡来しましたが、日本の栽培環境が適していなかったため現在ではほとんど栽培されていません。
日本で栽培されている品種はほとんどが観賞用のものと言われています。
17世紀にイギリスに伝えられた時に「王様の万能薬」として珍重され、ヨーロッパ全土に広がりました。
ヨーロッパでは薬用植物として、多くの人に親しまれています。

根は、花が咲いた後に掘り上げて、よく煮てピクルスや砂糖煮に利用します。

利用法

種子から抽出した油を薬用のほか、スキンケアオイルとして利用する。蕾と花は生でサラダに、若葉はゆでたり、炒めたりして食べられます。柔らかい生の根をゆでるとパースニップのような味がする。
種子に含まれるオイルとは、Y-リノレン酸は、体内成長ホルモンプロスタグランジンという整体調整ホルモンの材料となる物質で、血圧、血糖値、コレステロール値の降下、血管拡張、気管支拡張、子宮収収縮などの調整作用、アトピー性皮膚炎の改善なども効果があると言われています。
パースニップとは、最近スーパーでも取り扱うようになってきた、セリ科の白い人参のような根菜の野菜です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました