乾燥した果実の煎液は漢方薬に、生葉の煎液を冷ましてうがいをするとよいとされています。
ナンテン nandina
分類 : メギ科・ナンテン属
英名 : nandina . heavenly bamoo.
和名 : ナンテン
学名 : Nandina domeastica
原産地 : アジア東部の暖帯から温帯地域
利用部位・収穫時期 : 果実・樹皮・根皮を薬用などに。葉は随時摘む。
性質 : 耐寒性~半耐寒性・常緑低木
日本では古くから「難を転じる」という意味合いから、縁起木あるいは魔除け、厄除け、などで植えられ、お祝い事の飾りなどに使われてきました。
白実の種類は鎮咳剤に使われています。
- シロナンテン
- キンシナンテン
- フジナンテン
など多くの種類があり「南天名鑑」には47種類が挙げられています。
利用法
乾燥した果実の煎液は漢方薬とされる。扁桃腺・口内炎・歯茎の腫れ・歯痛などには、生葉の煎液を冷ましてうがいをするとよいとされています。
あせもや湿疹には粗く刻んだ生葉を袋に詰めて浴槽に入れて入浴剤に
葉にはタンニンが含まれ、抗炎症・抗菌作用があります。
器に入れた赤飯の上に葉をのせてふたをすると、葉に含まれる成分が腐敗を防いでくれると言われています。
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