甘い香りの花には香気成分が含まれる、チューベローズ 

花1tから1kgほどの精油しか抽出できないため高価で、高級化粧品の香料として使われています。
香りのフラワーアレンジメントやコサージュに最適です。

チューベローズ tuberose

分類 : リュウセイラン科・ゲッカコウ属
英名 : Tuberose
和名 : ゲッカコウ
学名 : Polianthes tuberosa
原産地 : メキシコあたりといわれる
利用部位・収穫時期 : (7月下旬頃から)花を収穫、香料用、フラワーアレンジメント、コサージュ、ブーケ、へアドレスなど
性質 : 好日性、非耐寒性

甘い香りの花には香気成分が含まれ、花精油抽出用に商業的に栽培されています。花1tから1kgほどの精油しか抽出できないため高価で、高級化粧品の香料として使われています。
また、切り花やレイなどにもよく使われている花です。
革ひも形で直立した葉が基部に集まり、太い花茎は下部のほうに葉をつけている。草丈は80~100cm。
7月下旬頃から秋にかけて白い花を穂状花序に咲かせる。
栽培は、球根ですが30g以上の充実したものでないと開花はしないようです。八丈島などの冬が遅い地域でないと球根が充実しないため、翌年も作りたい場合は新しい球根から育てることをおすすめです。
それ以外は、比較的丈夫な草花です。

利用法

花は切り取ったあとでも、数日間は甘い香りを放っているので、香りのフラワーアレンジメントやコサージュに最適、鉢植えにして、夕方から家に取り込んで香りを楽しめます。
中国では、花を炒めたものやスープに入れて食べます。
ヴィクトリア朝時代のハワイでは葬式用の花とされていました。

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