「レモン酢」「ショウガ酢」の作り方は、素材を切って酢に漬け込む簡単な方法とレンジを使って加熱してから酢に漬け込む方法があります。今回は簡単な方法で漬け込んでみました。
◎材料的に、「レモン酢」と「酢ショウガ」は、レモンとショウガ以外、全部一緒です。
また、ショウガを使ったのでスパイスとしては世界最古のとも言われている「ジンジャー」について
「レモン酢」の作り方
素材
保存容器・・・・・100円ショップの物です。(内容量500ccでレンジ加熱がokの物)
レモン ・・・・・2コ
お酢 ・・・・・穀物酢(お好みで、黒酢・りんご酢などで)
はちみつ・・・・・60g (大さじ3強)
作り方
- レモンをしっかり洗い(お湯を掛けて水洗い)、水気をしっかり拭き取る
- 幅5mmの輪切りにし、さらに8等分に、種をとって保存容器に入りれる
- お酢・はちみつを加えて、軽く混ぜ合わせる
- フタをして一晩漬け込んだら完成
※朝食前に100%のりんごジュースで割って飲んでみました。とてもさわやかで美味しかったです。
「酢ショウガ」の作り方
材料
保存容器・・・・・レモン酢の物と同じ物(2個セットの物だった)
ショウガ・・・・・100g
酢 ・・・・・穀物酢(黒酢の方が健康効果があるみたい)
はちみつ・・・・・20g
作り方
- ショウガを丁寧に水洗いし水気を切る
- みじん切りにして、保存容器に入れる
- 酢を加え、最後にはちみつを加えて混ぜ合わせる
- フタをして冷蔵庫で一晩寝かせれば完成
※朝食のメニューに豚肉と茄子の炒め物の味付けに使ってみました。
酢ショウガ大さじ1と1/2と以前紹介した醤油麹大さじ1で味付けて食べてみました。
他の調味料を一切使っていないのに…コクがあってとても美味しかったですよ。
ジンジャーginger
分類:ショウガ科ショウガ属
英名:ginger
和名:ショウガ
利用部位:根茎
原産地:熱帯アジア~インド、マレーシアと考えられている
世界最古といえるスパイスのひとつ。インドや中国では紀元前の時代から利用され、また、紀元前1世紀頃のローマの文献にもすでに調味料として利用法が記されている。当初は医薬の目的による利用が主であったが、14世紀頃にはペッパーに次ぐスパイスとしてさまざまな料理に用いられるようになった。それと同時に栽培地も世界に広まり、現在では熱帯地方のほとんどで栽培されている。
日本においても「魏志倭人伝」や「古事記」などに記述がみられるが、栽培が始まったのは平安時代の頃といわれている。英語のgingerには「元気」という意味もある。
利用法
肉や魚のした味付けに使うと肉が柔らかくなり、魚の生臭みを消す。多くの料理の薬味に用いる。パンやクッキーの生地に粉末をまぜたり、ジンジャーエールなどの飲料の香味づけにも、日本でも甘酒やくず湯などに用いる。
効果
肉などの生臭さを消すはたらきがある。ほかに食欲増進、口臭消しなどの作用がある。また、胃液の分泌を促し、発汗作用があるため漢方では、頭痛・嘔吐・健胃・鼻づまり・咳止めなどに使われる。
香り
香りの主成分はジンギベレン。産地によって香りに違いがあり、日本産は柑橘系の香りに特色がある。シャープな辛みの主成分はジンゲロンとショウガオール
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