染料としても歴史が長いアルカネット 

属名Anchusa(アンクサ)はギリシャ語の「化粧品」や「紅」の意味で、古代エジプト時代から頬紅や口紅に用いられたことによる。

アルカネット alkanet

分類  :  ムラサキ科・ウシノシタグサ属
英名  : alkanet
学名  : Anchusa officinalis
原産地 :  ヨーロッパ
利用部位・収穫時期  : 初夏から秋に根茎や花を収穫
性質  : 耐寒性・多年草

属名Anchusa(アンクサ)はギリシャ語の「化粧品」や「紅」の意味で、古代エジプト時代から頬紅や口紅に用いられたことによる。染料としても歴史が長い。根は太く葉も粗大だが、ブルーの小さな花を初夏から次々につける。
草丈30~60cmで円鎖状に枝分かれする。全体に白い租毛におおわれて、葉は披針形で上部のものは無柄初夏から秋に群青色の5弁の筒状花を集散花序につける。

白花アルカネット

他にピンク色品種もあります。

利用法

根茎を細かく刻み乾燥させたものを油やアルコールに混ぜると、赤色系の染料になる。
布染めをはじめ、ミツロウとホホバオイルを混ぜて溶かして作るリップバームの色付けなどに利用する。
このハーブも古くからあり、カルペッパーの本でも紹介されています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました