スパイスのイメージよりも野菜として料理に利用されている、パプリカ。

チリペッパーの一種として、コロンブスが新大陸からヨーロッパへ持ち帰ったパプリカ。
その後、ハンガリーで果実が大きく辛味のないものへと品種改良されたのが、現在のパブリカです。
そのため、ハンガリー料理には欠かせない存在となっています。

パプリカパウダー
赤パプリカ

パプリカ Paprika

分類 : ナス科・トウガラシ属
英名 : paprika
和名 : パプリカ
学名 : Capsicum annum gossum
別名 : ベルペッパー、スィートペッパー
原産地 : 熱帯アジア
利用部位 : 果実を食用
性質 : 非耐寒性・多年草

スパイスとしてのパプリカは、種子を取り除いた赤い果実を乾燥させた後、粉末状にしたもので、
チリペッパーにも似た独特の風味を持つが、味や風味が穏やかでほとんど主張しないために、大量
に投入しても料理の味を邪魔しない。
また、調理しても赤みを保つため、料理の彩る着色香辛料として利用されている。

特徴

スパイスとしてのパプリカは、ほのかな甘酸っぱさと辛味、苦味、そして独特の風味があり。
色鮮やかな赤色で、主に料理の色付けに使う。

利用法

鮮やかな赤色からドレッシングやスープに用いるほか、チーズ、ジャガイモ、魚介類を使った料理や
焼き菓子、煮込み料理、前菜の彩りなどにも重宝される。
特にハンガリーの定番料理である「​チキン・パプリカ​」や「​グーラッシュ​」には必須のスパイス。

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