名前の通り、葉をちぎるとカレーと柑橘系の香りが混じった感じの植物です。
南インドやスリランカで多用されて、カレーをはじめ様々な料理に利用されています。
カレーリーフ curry-leaf-tree
分類:ミカン科・ムルレイア属
英名:curry-leaf-tree
和名:ナンヨウザンショウ・オオバゲッキツ
学名:Murraya koenigii
原産地:奄美大島、中国西部~インド
利用部位・収穫時期:葉は随時摘み取り食用・薬用
性質:非耐寒性、常緑低木または高木
カレーリーフの葉をちぎると、カレーと柑橘系がまじったような香りがする。インド南部とスリランカの料理には欠かせないハーブで、葉は広くカレーの香味づけに使われ、強壮剤としても用いられる。葉・樹皮・根は、食欲を促し、消化を助ける作用があります。
生垣に利用され、観賞用にも植えられます。
高さが4.5~6mになる常緑低木または高木。幹は根元から枝分かれし、大きな羽状葉が互生する。小葉は長楕円形。夏に白い小さな5弁の花が咲く。果実は熟すと黒青色に。
利用法
生の葉をスパイス類と一緒に油で炒め、肉、野菜、魚などを加えて煮込んだカレー料理や、刻んだ葉を加えたチャツネなどがある。乾燥させると香りが弱まります。
葉は湿布薬としても利用される。
ゲッキツ近縁種で、葉に柑橘系の甘い香りがあり、カレー料理の香辛料や薬用に用いられる。
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