日本では馴染みの薄いスパイスのジョニパーベリー

スピリッツのジンの松脂に似た香りを醸し出しているスパイスです。北半球の温滞地域に自生する高木の針葉樹ジュニパーの実を乾燥させたものです。

ジュニパーベリーjuniperberry

分類 : ヒノキ科・ビャクシン属
英名 : juniperberry
和名 : セイヨウネズ
学名 : Juniperus communis
原産地 : ヨーロッパ、アフリカ北部、アジア北部、北米
性質 : 耐寒性・雄雌異株

日本では比較的なじみの薄いスパイスですが、しばしはこの独特の香りに出会う事があります。
スピリッツのジンの松脂に似た香りを醸し出しているスパイスです。北半球の温滞地域に自生する高木の針葉樹ジュニパーの実を乾燥させたものです。この実は開花後、熟すのに3年もかかるという。ジンに使うのはねこの実を蒸留して得た精油。または、枝や葉をいぶして肉料理などの香りづけに使う事もあります。

利用法

肉料理、特に鹿やウサギなどや、ウズラなどの野生鳥獣の臭み消しによく利用される。
また、キャベツとの相性がよく、酢にあうので、サワークラフトやドレッシングなどの風味付けやドレッシングなど理風味付けなどに使われています。

効能

薬効としては健胃、整腸、利尿など、精油を香水や殺虫剤などに利用する事もあります。染料としても利用されています。

香り

香り松脂に似た甘く独特の香り。口に含むと、ピリピリと舌を焼く軽やかな刺激があります。

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