レモンバーム について

とにかく繁殖力が旺盛なハーブで、日陰でも荒れ地でも種を蒔いて水をかけて放置するだけで良く育ち手が掛からないハーブです。毎年こぼれ種でどんどん増えていく感じで、冬場も地上部は枯れる感じですが根が冬越しするので春に新芽が出てきます。
レモンバームは蜜源植物なのでミツバチが集まってきます。

レモンバーム lemon balm

分類:シソ科セイヨウヤマハッカ属
英名:lemon balm
和名:セイヨウヤマハッカ
学名:Melissa officnalis
原産地:ヨーロッパ南部
利用部位・収穫時期:葉がしっかりしてきたら随時摘み取る
性質:耐寒性、好日性 多年草

全草に芳香があり、水蒸気蒸溜で抽出した精油は、香水などの原料として使われる。また、昔から薬用、料理などに広く使われてきた。最近、淡いレモンの香りがある事からティーとして親しまれています。 発汗作用があるので、風邪の予防によく飲まれています。

利用法

生の葉を刻んで、ドレッシングに混ぜたりソースの香りづけにする。発汗作用があるので、根際から刈り取って洗い、お風呂に浮かべると香りが漂い、リラックスし、お肌にもよい。

レモンバーム自体は繁殖力が旺盛なので安いものですが、精油率が極端に低いため、精油は非常に高価なものになってしまっています。
レモングラス・レモンバーベナ・レモンなどとブレンドした精油が「メリッサブレンド」として販売されています。精油を購入する時にはこの点注意が必要です。

※このハーブは強く繁殖力があります。地植えだと手を掛けなくても大丈夫だけど、鉢植えだと直ぐに
鉢替えをしなくてはならなくなる

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