フレンチマリーゴールド&ミントマリーゴールドについて

ポットマリーゴールドの所で少しふれましたが、
最近は一般的にマリーゴールと言えば、こちらのフレンチマリーゴールドの事をさすようです。

フレンチマリーゴールド

フレンチマリーゴールド French marigold

分類:キク科、マンジュギク属
英名:French maigold
和名:クジャクソウ
学名:Tagetes patula
原産地:メキシコでの雑種起源
利用部位・収穫時期:花や葉を香料用、園芸用。全草を防虫に
性質:非耐寒性1年草

イギリスでマリーゴールといえば、昔はキンセンカ(Ca-lendula officialis)に対する呼び方であったが、最近ではマンジュギク属の植物のことに。栽培種としてはフレンチ種、アフリカ種、メキシカン種などが知られています。どの種も中・南米原産であるが、ヨーロッパへの導入経緯からそれぞれ異なる呼称がつけられた。土中の(センチュウ)を駆除する作用がある。

利用法

根の分泌液で土中のネマトーダを防ぎ、葉のにおいで周囲の植物を害虫から守る。花びらは料理の彩りに使う。どの種類も花は黄色の染料になる。乾燥をさせ、虫よけも兼ねてポプリに利用するのも良い。

レモンマリーゴールド

ミントマリーゴールド mint marigold

分類:キク科、マンジュギク属
英名:mint marigold 、sweet marigold
和名:ニオイマンジュギク
原産地:メキシコ
利用部位・収穫時期:葉は料理、ティに、花をポプリに
性質:半耐寒性、多年草。普通は1年草として栽培される

比較的寒さに強いマリゴールドの仲間です。中米で栄えたアステカ王国では麻酔作用があるとされ、いけにえの動物にこの葉を与え、おとなしくさせたといわれています。香りがタラゴンに似ているためメキシカンタラゴンとも呼ばれ、代用として料理に用いられる。また、強いレモンの香りがするレモンマリーゴールドも秋遅く開花する仲間で、ほかの花が少なくなった秋の庭を、黄色い小花が彩る。

利用法

タラゴンを甘くしたような香りがあり、葉と花をタラゴンの代わりに料理に用いる。中米では乾燥した葉と花をティーにする。レモンマリーゴールドは、花びらを料理の彩に使う事が出来る。

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