黄色の可愛い小さな金魚草のような花が夏場に楽しめる。トードフラックス 

日本では近畿地方に帰化している。丈夫で、5月頃~10月頃まで次々に花を咲かせる。かつては薬用にされたが、現在では観賞用に利用されている。

トードフラックス toadflax

分類:ゴマノハグサ科・ウンラン属
英名:toadflax
和名:ホソバウンラン
学名:Linaria vulgaris
原産地:北米
利用部位・収穫時期:観賞用
性質:耐寒性・多年草

英名のトード(toad)はヒキガエルを意味し、花の形が似ている所からつけられました。草丈は30~80cmで葉は線形で幅は1~4mm。
紫色のブルートードフラックスというのもありますが、学名が Linaria Purpurea(リナリア・プルプレア)になっているので同属ですが、別物の宿根リナリスです。

近縁種で、日本の海岸に自生するウンラン(L japonica)は 葉に止血作用がある。
地面を這うように伸び、切り花や花苗として流通しています。

利用法

全草に収れん・利尿・緩下作用があり、肝臓病や皮膚病の治療に用いられていましたが、現在は一般的に薬用にはしていません。淡い黄色またはオレンジがかった黄色の可愛い小さな金魚草のような花が、夏の庭を明るくします。

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