ビターオレンジの木からは果実からはビターオレンジ、枝葉からはプチグレイン、花からネロリと三種類の精油がとれます。それぞれの採油部位や採油方法が違う事で、香りも作用にも違いがあります。
ビターオレンジ 柑橘系
スイートオレンジよりもスッキリとした、甘い柑橘系の香りで、心身ともにリラックス効果が強いので、メディカル的処方に利用されたりします。採油方法は、圧搾法です。空気を綺麗にする作用もあります。
同じビターオレンジの木から採れる、ネロリやプチグレインと異なり、強い光毒性があるので、昼間の使用は避けましょう。
光毒性とは
柑橘系の果実の圧搾して抽出したオイルやセリ科の一部のオイルにあり、日光紫や外線があたるところで、シミや炎症などの皮膚のトラブルが起こる事があります。光毒性の成分は熱に弱いため、熱を加える水蒸気蒸留法では、光毒性の成分は抽出されません。なので、ネロリやプチグレインは光毒性がないとされています。
朝、柑橘系のフルーツを食べても光毒性でシミが出来るいう事が、最近言われています。
果物を食べる時に、朝は金・昼は銀・夜は銅などと言われていますが、朝の柑橘系控えた方が良いかもですね。
抽出方法
圧搾法
心への働き
- 落ち込んだ気持ちをやわらげます
- ストレスを解消し、リフレッシュさせる
体への働き
- 胃腸の調子を整えて、消化を促進します
- 便秘の緩和、リンパの流れを良くしてくれます。
肌への働き
- 特に脂性肌に向いています。
- 保湿にもすぐれています。
揮発度
トップからミドルノート
香りの強さ
中から強め
使い方
芳香浴、スキンケア(夜)、フラグランス、ハウスキーピング
使用上の注意
妊娠中は避ける、光毒性に気を付ける
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