マツから採取できる精油。パインニードル 

樹木系・・・殺菌効果が高く、気分を落ち着かせる松の精油

パインニードル Pine needle

【宿物のデータ】

原料になる植物…パイン。北欧、北東ロシア、スカンジナビアで見られる大きな針葉樹。大半はスコットランドパインとノルウェーパインから抽出。
学名…Pinus sylvestris
科名…マツ科
主な産地…オーストリア

【精油のデータ】

採油部位…球果
採油方法…水蒸気蒸留法
 作用 …強壮、去痰、抗炎症、抗菌、鎮痙
おもな成分…α‐ビネン、リモネン、カンフェン、酢酸ポルニルン
相性のいい精油…クローブ、サイプレス、シダーウッド、タイム、ティートリー、ニアウリ、ユーカリ、ラベンダー、ローズマリー

マツの球果から抽出される、森林の若葉を思わせるさわやかな香りの精油です。香りが空気を浄化し、呼吸器系に働いて炎症や感染症をやわらげるとされ、石けんや入浴剤などの原料として広く用いられています。現在、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを分解する作用が高いのではないかと、注目を浴びています。ただし、刺激が強いので、スキンケアにはごく少量を用いるようにします。

香りの特徴​​

鋭く刺激的だが心に染み入るフレッシュな針葉樹の香り​

心への働き​

疲れた心をやわらげ、元気にさせる

体の働き​​​​

1、呼吸器系の痛みや、鼻づまりをやわらげる​
2、血液循環を刺激して、関節の痛みをやわらげる​

肌への働き​

​​しっしんや切り傷、皮膚の炎症をしずめる。

揮発度・・・ミドルノート
香りの強さ・・・中~強め
使い方・・・緊張をゆるめたいとき、ハンカチに1滴落とし吸入する。

使用上の注意​

1、妊娠中・授乳中の使用は控える
2、肌の弱い人は控えめに使用

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