オレガノと同じ仲間のハーブなので区別するために
香りが透き通る甘みがある事からスィートマジョラムと呼ばれています。
初夏に白い花を数多くつける。
マジョラム marjoram
分類:シソ科ハナハッカ属 多年草
英名:marjoram sweet marjoram
学名:origanum marjoram
和名:マヨラナ
別名:スィートマジョラム
利用部位:茎葉
原産地:地中海東部沿岸
高さ20~60cmに成長するシソ科の多年草。
オレガノと比べてやや甘みを感じさせる繊細な香りが特徴
温暖な地域で栽培したものほど芳香が強くなるという。
ワイルドマジョラムと呼ばれるオレガノと区別するために、スィートマジョラムと呼ぶこともあります。
古代エジプトでは、防腐剤の役目をになう重要なスパイスとして、アニスやクミンとともに利用されていた。
利用法
肉や魚料理、スープ、ソース、ピクルス、サラダ、ティー、ポプリなどに。
特にトマト料理や豆料理と相性がよい。ビネガーやオイルの風味づけにも
料理だけでなく香水などで精油が使われています。
効能
肉などの臭みを消し、防腐作用がある。また、強壮、健胃、整腸、虫下しなどに効果がある。
古代より体や心を癒し幸福感をもたらすハーブとしても知られています。
香り
オレガノに似るが、より甘みが強く繊細な香り、わずかの苦みも感じられる。
主成分
テルビネン、テルビネオール、リナロールのほかタンニンも含んでいる。
コメント