私が初めてチャイブを口にした時にネギぽいと思いました(^^ゞ
それもそのはずネギ属の仲間だったのですね。
ネギといえば、野菜というイメージが強いです。
ハーブの仲間でも野菜の中に入り込んで私たちの生活の中に
溶け込んでいる植物も多いようです。
チャイブ chives
分類:ユリ科、ネギ属
英名:chives
和名:エゾネギ
原産地:アジア、ヨーロッパ
利用部位・収穫時期:若い葉と花を食用、高さ20cm以上になったら根元から刈り取り利用。
性質:耐寒性 、多年草
ユーラシア、北米などにも広く分布しており、形態的な変異が著しく、分類的には諸説ある。欧米で栽培されているチャイブは、アサツキの仲間が栽培化されたものである。日本に自生するチャイブの仲間は、アサツキ、白アサツキ、エゾアサツキなど8種類ある。ネギ属特有のにおいは硫化アリルという成分で、消化酵素の分泌を促し、食欲増進に役立つとともに、ビタミンB1の吸収を高めるとされる。ねぎの仲間でもチャイブはデリケートな風味なので、さまざまな料理に使われる。
利用法
特に卵やジャガイモ料理との相性がいい。サラダ、スープ、マリネ、シチューの他、ハーブバター、ハーブチーズとしても利用される。葉は日本料理やさまざまな料理の薬味として使われる。花はスープやサラダに散らしたり、酢に漬ければピンク色のハーブビネガーになる。
効能
におい消し、殺菌、防腐などの作用の他に。精神安定作用があり、食欲増進の効果がある。
香り
他のネギ程刺激的ではなく、香りも辛みもマイルド、ネギの仲間と同じようにイオウ成分を含んでいる。
☆チャイブの仲間
昔から自生するものが利用されていたが、栽培の歴史も古い。
日本料理には欠かせない重要野菜で、古くは「日本書記」にも記述がある。
極めて用途の広いハーブで、洋風料理には欠かせない、料理の味と香りに奥行を与える。日本だけでなく、世界でもっともよく食べられている野菜のひとつであり、各国で栽培され数多くの品種が存在する。原産は中央アジアだが、ヨーロッパに伝わるのも古く、古代エジプトの壁画にも記されているほか、「旧約聖書」や「コーラン」にも記述されている。日本には幕末から明治初期に渡来し、一般的に普及したのは大正時代。
花茎の先端に、小さなタマネギができる。
セイヨウネギとも呼ばれ、日本の物に比べ、茎は太く葉が扁平で甘みが強い。クリーム煮などに合う。ヨーロッパでの歴史は古く、日本には明治時代に導入されたが、高品質のネギがすでに出回っていたため普及しなかった。
鱗茎を塩漬けや酢漬けにするほか漢方薬にも利用される。
秋に紫紅色の花をつける。山野の道のかたわらなどにみられる。
チャイニーズチャイブとも呼ばれ、中国では種子を強壮薬として用いる。
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