コストマリーの名は、聖マリアとラテン語の「香味のある薬草」のコスティスから

古くからバルサムの香りのする植物として親しまれているハーブのひとつです。葉は随時収穫し、ティーにして健胃薬に用いる。
※バルサムとは…植物から分泌される粘りけのある液体。樹脂と精油との混合物。

コストマリー

コストマリー costmary

分類:キク科・キク属
英名:costmary . alecost
和名:バルサムギク
学名:Dendranthema balamita
原産地:アジア西部
利用部位・収穫時期:葉は薬用、料理用、香料
性質:耐寒性・多年草

ホップの中で、イギリスではコストマリーを使っていと説明に書いたハーブです。
英名のalecost(エールコスト)のエールはビールの一種の事で、このビールの味付けに欠かせないことから名づけられた。スープやケーキなどの香りづけに使うほか、かつては化粧水を作る材料に用いられた。
コストマリーの名は、聖マリアとラテン語の「香味のある薬草」のコスティスからきています。

利用法

生の葉は、細かく刻んでごく少量を料理の香りづけに使う、スープやサラダ、鶏の詰め物やフルーツケーキにも合う。葉は乾燥しても香りを長く保ち、防虫効果もあるので、ポプリやサシェに加えるとよい。生または乾燥葉を入浴剤にも利用できます。
かつてピューリタン(清教徒)たちが押し葉を聖書にはさみ香りをかいで、長いお祈りの間の空腹を紛らわすために用いたことから、バイブルリーフとも呼ばれていました。

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