ヤギや乳牛に与えると乳の出が良くなると言われているゴーツルー

とても丈夫な植物で放任でも良く育ち、花は白からピンクを帯びた紫色の花房をたくさん上げて、初夏から秋まで次々に花を咲かせ長く楽しめます。

ゴーツルー  goat’s rue

分類 : マメ科・ガレガ属
英名 : goat’s rue ,French lilac
学名 : Galega officinalis
原産地 : ヨーロッパ南部~小アジア、アジア西部、アルジェリア
利用部位・収穫時期 : 花・葉、クラフト・観賞用・お茶・入浴剤
性質 : 耐寒性、多年草

属名のGalega(ガレガ)はギリシャ語の乳の意味に由来し、この植物をヤギや乳牛に与えると乳の出が良くなると考えられていたことにちなみます。ヨーロッパではなじみのハーブで、民間薬(催乳剤)として用いられていました。とても丈夫な植物で放任でも良く育ち、草丈は1m前後になります。花は白からピンクを帯びた紫色の花房をたくさん上げて、初夏から秋まで次々に花を咲かせ長く楽しめます。
肥沃の土地だと茂り過ぎて、花が咲かない事もあるようです。
種子にはアルカロイド、特にガレギンを含み、全草にガルテオリン、タンニン酸、サポニン、ビタミンCなとを含んでいます。
エンドウ豆に似た花、花壇の彩やアレンジメントにも利用できます。

利用法

血糖値を下げたり、インスリンの分泌を刺激したりする作用なども知られて、医師の指示のもとで治療に使われることもあるハーブです。
生の葉の汁液には、牛乳を凝固させる働きがあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました